Excel 関数を用いて数値から整数部分と小数部分を抜き出す方法

更新日: 公開日:2015/10/04
Excelで整数と小数に分割する方法

数値データから整数部分と小数部分を抜き出す方法は簡単です。

  • 整数部分を取得: 小数点以下を切り捨て
  • 小数点以下を取得: 整数部分を取り除いた結果を取得

言葉で説明した通り、それぞれの処理を行える関数を利用すれば、各々取得できます。整数部分だけを抜き出すには、ROUNDDOWN 関数 を利用します。そして、小数部分を取得するには MOD 関数を利用します。

数値の整数部分と小数部分を抜き出す

では下記の数値に対して、整数部と小数点以下で分けて出力してみましょう。なお、値がマイナスの場合であっても、正しく取得できます。

get-integer-and-decimal-parts01

ROUNDDOWN 関数

この関数は、数値の切り捨て処理を行います。指定した桁数に応じて、小数点第何位で切り捨てか、または整数部分の何の位で切り捨てをするか指定できます。

ROUNDDOWN (数値, 桁数)

第二引数の桁数で、小数点第何位まで出力して残りを切り捨てるか指定します。例えば第二引数が 2 なら、小数点第二位まで出力し、第三位以下は切り捨てます。

一方、この [桁数] にマイナスの数値を設定すると、整数部分のどの位置で丸め込むかが指定できます。例えば第一引数が 12345 第二引数が -3 なら三番目の百の位以下を切り捨てて、12000 と返却します。

つまり [桁数] に 0 を指定すれば、小数点以下が切り捨てられます。

MOD 関数

こちらはモジュロ演算を行うための関数です。数学の世界では時折登場するのですが、ここでは読んだまま モッド関数 と覚えて大丈夫です。

MOD (数値, 除数)

除数?聞き慣れない言葉ですが、つまりは除算……割り算の割る数のことです。

この MOD 関数で求められるのは、[数値] を [除数] で割った余りです。「余り」なんて、小数を学習する前の小学生しか使わないイメージが強いですが、数学やプログラムの世界では、時々この「余り」を求めるケースがあります。

関数の説明をすれば、ピンと来る人はいるかもしれませんね。つまり、第二引数の除数に 1 を設定すれば、小数点以下が余りとして取得できるのです。

全ての整数を 1 で割っても余りは出ませんが、小数に対して 1 で割り算をすれば、小数点以下が余る仕組みです。

それでは、実際に関数を仕掛けたものをご覧ください。

数値の整数部分と小数部分を抜き出すサンプル

get-integer-and-decimal-parts02

B列では、A列の値に対し小数点以下を切り捨てています。そして C列では A列の値を 1 で割った値を取得しています。値の正負(プラス・マイナス)は問いません。数値として認識できる値であれば、全て同じように処理することができます。

以上、Excel 関数を用いて数値から整数部分と小数部分を抜き出す方法でした。

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