Excelで右クリックできない場合の対応方法

更新日: 公開日:2015/03/23
Excelで右クリックできない場合の対処法

Excleで、突然右クリックが反応しなくなってしまいました。全てのエリアが利かない状態ではなく、行番号、列番号の部分がピンポイントで動きません。マウスが壊れているわけではなく、キーボードからも認識してくれません。

repear-cannot-right-click-setting01

この事象が起こった環境は Excel 2010 でしたが、他のバージョンでもほぼ同様の手順にて復活させることが出来ると思います。

セーフモードで起動して判断

Excelのセーフモードの起動方法は、Ctrl を押したままの状態で、Excel を起動します。起動時に以下のメッセージが出て、OK をクリックすればセーフモードになります。起動後はウィンドウのヘッダー部分に『セーフモード』と表示されます。

repear-cannot-right-click-setting02

セーフモードで右クリックが使える場合

セーフモードで起動した場合は、何事もなく右クリックすることができました。つまり、ユーザ固有の設定ファイル原因があると考えられます。

破損したと考えられるデータは、ツールバーの設定情報を保持している拡張子 xlb のファイルです。つまりこの *.xlb ファイルを削除すれば、問題が解消します。

Excel の再インストールは効果がない

この問題は、ユーザーの設定情報に依存して発生します。そして Excel 自体をアンインストールしても設定情報が残ってしまうため、必ず手動での修正が必須になります。

もし Windows の再インストールからやり直すのであればその限りではありませんが、時間が掛かってしまうので対処法としておすすめしません。

対処をする前の注意事項

以下の対応手順を行うと、ユーザー設定情報がリセットされてしまいます。つまり Excel 上に自身で設定したリボンの情報が初期化されます。

元のリボン設定に戻せるように、画面キャプチャ等を撮っておくと便利です。

xlbファイル削除で右クリックを有効にする手順

xlbファイルを探す

Windows 7 以降の環境では、Excel のアプリ情報が下記フォルダに格納されています。

C:\Users\[ユーザー]\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\

通常の設定では AppData フォルダは隠れているので、エクスプローラーの [ツール] → [フォルダーオプション] → [表示]タブから「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックを入れて、隠しフォルダが見える状態にしてからアクセスしてみてください。(作業が終わったらチェックを外して元に戻しておいた方が良いです。)

Excel のバージョンによってファイル名が異なりますが、上記フォルダの中に「*.xlb」ファイルが存在するなので、これを削除して Excel を再起動すれば、右クリックが復活します。

xlbファイルが見つからない場合

環境によっては、拡張子 xlb ファイルが存在しないこともあるようです。実際にファイルが存在する環境では、ご覧のように該当ファイルが格納されています。

repear-cannot-right-click-setting03

もしこのようにファイルが存在していないケースにおいては、レジストリの編集により右クリックを復活させることが可能です。

レジストリとは Windows 自体の設定情報が格納されたデータです。OS から各種アプリまで、様々なデータが保持されています。間違ってレジストリ内のデータを編集すると、Windows が動かなくなるケースもあるため、通常はレジストリを編集するのはレアケースです。

レジストリを修正して右クリックを復活させる

Excel のユーザー情報に関するレジストリキー(レジストリで該当データを格納している項目名のこと)に関する詳しい情報は、下記サイトを参考にさせていただきました。

通常は xlb ファイルの削除で解決できる問題なので、以下の手順は裏技的な手法になります。対応の際は間違わないよう、慎重に行うようにしてください。

レジストリ操作による対応手順

上記サイトの手順に沿う場合、レジストリ情報を直接削除します。うっかり間違えて別の情報を削除すると、他のアプリの情報が破損するので、以下の手順ではバックアップを取得しながら実施するようにしています。

  1. 次のフォルダ内のファイルを全て削除
    C:\Users\[ユーザー]\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART
  2. 次のファイルを削除
    C:\Users\[ユーザー]\AppData\Local\Microsoft\Office\Excel.officeUI
  3. レジストリエディタを起動 (*)
  4. 以下のパスまで移動(14.0 は Office 2010 のバージョン)
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Excel\Options
  5. Options フォルダを右クリックして [エクスポート]
    これがバックアップの代わりです
  6. Options フォルダを丸ごと削除
  7. Excel を再起動して完了
レジストリエディタの起動方法

Windows 7 の場合、スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」に regedit と入力してレジストリエディタ起動します。Windwos 10 の場合、タスクバーの検索ボックスに regedit と入力して起動します。

これで右クリック完全復活です!

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