SEだったら絶対に覚えておくべき5つの Excel ショートカットキー
更新日: 公開日:2015/04/21

システムエンジニアは、Excelを使って様々なことをします。設計書を書いたり、試験項目書を作ったり、画面キャプチャを貼り付けたり、業務フロー図を書いたり。
基本的に業務系SEであれば、Excelを触らない日は無い!と言っても過言ではありません。今回は、これからSEとして羽ばたいて行くであろう、若年層のエンジニアに向けた投稿となります。
ここでは一般的なショートカットキーは除いています。(Ctrl + c 等)
全てのショートカットキーを挙げると、とんでもない数になってしまうので、僕の12年のSE人生において、確実に利用頻度の高かったショートカットキー5つ(+α)を紹介します。
現在日付の入力
Ctrl + ;
日付形式のデータが入力されます。
利用する状況
- WBSへ実績を入れる
- 試験項目書の実施日を入れる
おまけ
Ctrl + : で現在時刻が設定されます。セットで覚えておくと便利です!
書式設定
Ctrl + 1
セルおよびオブジェクトの書式設定を表示します。右クリックから選択することも可能です。
利用する状況
- 罫線を引く
- セルに背景色を付ける
- 書式を変更する(文字列へ固定するなど)
- 図形オブジェクトの色を変えたり、テキストの余白を調整したり。
直上のセルと同じ値をセット
Ctrl + d
何度も同じデータを入力する場合は、コピペよりも素早く行えます。値・書式がそのままコピーされる機能の1つです。
利用する状況
- 試験項目書のOK、NGの繰り返し入力
- スペースインデントを揃える為のコピー
- 似たような文言で入力する場合の初期コピー
行 or 列内の空白セルまで移動する
Ctrl + ↓(矢印キー)
現在の入力セルから、連続して入力されたセルの端まで移動します。スペースを選択している場合は、次に入力があるセルまで移動します。
利用する状況
- 課題管理表や質問表で新規起票する場合に、空行まで移動する
- データ未入力行を探す
シートのタブを移動する
Ctrl + PgUp or Ctrl + PgDn
複数シートがある場合に、隣のシートに移動できます。
利用する状況
- 複数シートで構成された設計書内のシート移動
まとめ
利用頻度の高いショートカットキーは、覚えようとしなくても指が勝手に動くようになります。少しでも作業効率アップを目指すには、ショートカットキーで出来る事を増やすに限ります。
誰でも出来る作業であるならば、スピードで勝りましょう!単純作業でも実力差は必ずあります。それがエンジニアとしての心掛けであります。